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関西本線
四日市港
四日市
四日市港は、幕末から旅客、物資の往来が盛んになり、明治3年には東京港との定期船が就航し、明治32年には開港場にしていされ、国際貿易港として発展してきた。
大正9年12月21日は、四日市からの貨物線が作られ、四日市港駅が開設された。港修築工事にあわせて、昭和6年に末広橋梁が竣工、整備された新埠頭に四日市港駅が移された。昭和60年3月14日、四日市港駅は廃止となったが、線路は残され、四日市駅構内の扱いで、操車係が便乗の上、今でも貨物列車が走っている。
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富田からの貨物列車が四日市駅に到着し、操車掛がDD51のデッキに乗り込み発車
四日市駅の係員が自転車でやってきて、可動橋を下す。
構内入替扱いの徐行運転で貨物列車が末広橋梁を渡っていく。
対岸では、積車貨車を切り離すと、待機していた太平洋セメントの入替機関車から空車貨車を受け取る。
末広橋梁は、昭和6(1931)年に竣工し、現役の鉄道用可動橋としては国内唯一のものである。
国指定重要文化財となっている。
四日市
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日本郵船のシアトル航路では、往航のみ、四日市に寄港する貨客船が設定されていた。1930年の配船表によれば、氷川丸の処女航海では、昭和5(1930)年5月14日に神戸を発った氷川丸が、5月15日に四日市に寄港するスケジュールが書かれている。続いて竣工した 日枝丸、平安丸 も同様に四日市寄港のスケジュールとなっている。しかし、四日市寄港は長く続かず、1936年の配船表では、シアトル航路のそれらの船は四日市港に代わって名古屋港に寄港するようになっている。
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Official Guide USA
May 1936
NYK Sailing Schedule 1930
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日本の玄関
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塩浜貨物
四日市港
名古屋港