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カラマ Kalama, WA
コロンビア川の車両渡船
Tacoma
オレゴン州
北米大陸
ノーザンパシフィック鉄道は、1873年、カラマ - タコマ間の路線を開通させ、1883年、モンタナ州ゴールドクリーク(Gold Creek, MT)で最後の犬釘を打って、ドゥルース - ポートランド - タコマ間の路線を完成させた。このとき、ワルーラ(Wallula)からポートランドまで、1882年に全通したオレゴン鉄道海運の路線を経由し、さらに、コロンビア川の連絡船でカラマとの間を結んでいた。1884年には、コロンビア川のオレゴン側に鉄道路線が建設され、ハンター(Hunters,OR)とカラマ(Kalama,WA)にて鉄道車両航送型連絡船を介して、タコマへの直通列車の運転が始まった。1887年には、カスケード山脈をスタンピード峠(Stanpede Pass)で越える路線が開通、翌年スタンピード隧道の開通で、ノーザンパシフィック自前の路線での太平洋連絡が達成し、1891年からこれらの大陸横断列車もタコマ経由、カラマで車載フェリー経由、ポートランド発着となった。このころ、カラマの対岸の船車連絡地点は、当初のハンター(Hunters)から ゴベル(Gobele)に変更になった。1908年、ノースバンク線(North Bank route: Spokane, Portland & Seattle Railway)が開通、バンクーバー(Vancouver,WA)とポートランドの間には鉄橋がかけられ、パスコ(Pasco,WA)とポートランドの間を結んだ。ノーザンパシフィック鉄道も、カラマ - バンクバー間を延長し、この鉄橋を使ってポートランドに乗り入れるようにルート変更が行われ、カラマの鉄道連絡船は廃止となった。1909年、にユニオンパシフィック鉄道は、ポートランド - シアトル間のこの路線へのの入れ権を入手し、シアトルへ路線網を伸ばした。
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Portland
上:鉄道連絡船「タコマ」 1884年 - 1909年の間、タコマ - ポートランド間の本線の列車を運んでいた。City of Kalama
上:SP&Sのコロンビア川鉄橋 絵葉書 1908年の完成
上:USGS 1:62,500 Kalama 1921, St.Helens 1943
中:OR&N 路線図 1888 , カラマでコロンビア川を渡るNP線が描かれている。
下: NP線カラマ付近時刻表 1901
ワシントン州
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