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綏芬河
綏芬河 中露国境
南牡丹江
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1899年、清国内のロシア人の町としてポグラニチナヤ の街と鉄道の建設がはじまり、アールヌーボー装飾を施された 綏芬河(ポグラニチナヤ)駅が完成した。
東清鉄道は帝政ロシアの利権鉄道として建設され、1917年のロシア革命以降のロシア内戦の結果、1922年に誕生したソビエト連邦にその利権は引き継がれた。奉天軍閥張作霖は、このことに反発していたが、1928年 奉天で暗殺されると、息子張学良が国民党に帰順、さらにソ連との対立関係は激化した。1929年8月、ついに軍事衝突の事態となり、満洲里と綏芬河が戦場となった。12月、ハバロフスク議定書調印をもって停戦することとなった。
綏芬河の駅舎は、この中ソ紛争で受けたダメージの修復を経て、1935年3月に満州国鉄に接収され、1937年6月には標準軌に改軌され、2015年12月の新駅への移転まで使用されていた。現在は空き家になっている。
綏芬河旧駅舎 2017年10月訪問
古い駅舎(1,2)は国内線用、新しい駅舎(3)は国際線用に使われていた。
綏芬河駅舎(5) 2017年10月訪問
街の北外れに新駅舎が建設され 2015年12月から使用が開始された。
1903年に完成した最初の石橋(8)と、1937年の改軌の際に造成されたコンクリート橋(9)、その後の新橋が並んでいる。
別冊 一億人の昭和史 2, 4  満洲より 東清鉄道時代
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朝鮮・浦塩経由
満洲路線図
欧亜連絡
シベリア鉄道
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