横道河子
1901年2月、横道河子の駅が開設された。1903年に建てられた駅舎は尖塔のある特徴的ものであった。1967年の火災で修復された駅舎からは尖塔が失われていたが、2002年に再現され、駅舎の拡大によって2つに増設された。駅前にはロシア時代の街並みやロシア正教会が残り、駅舎から扇形庫にかけてロシア時代の趣のある鉄道建物が残っている。機関庫も1903年に建てられ、東清鉄道の運転扱いの拠点駅となり、機関区は1990年まで使われていた。
2006年には全国重点文物保護単位に指定され、扇形庫のなかには中東鉄道博物館も置かれている。
横道河子駅と機関区
東清鉄道の文化遺産として、保護されている。(2017年10月訪問)