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旧哈爾浜 Old Haerbin
香坊 Xiang fang
哈爾浜
横道河子
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1896年、ロシアは東清鉄道の敷設権を手に入れた。日清戦争の下関講和条約で決定された遼東半島の日本への割譲を三国干渉で阻止した見返りとして清国に認めさせたものであった。哈爾浜は鉄道運営の拠点であると同時に、松花江の水運と東清鉄道の接続による満洲の物資が集中する満洲経営の拠点として機能も期待される大都市として、1898年に建設がはじめられた。
松花江の近くには湿地帯が広がっており、まず、香坊の土地に都市建設のための拠点となる市街を建設し、香坊と松花江の間の河岸段丘を整備して、その残土で湿地帯の埋め立てを行う手法がとられた。
東清鉄道は、満洲里とクロデコヴォの両端からと、中央の拠点となる哈爾浜から建設が開始され、哈爾浜では香坊の駅が哈爾浜站として 1898年に竣工し、松花江‐哈爾浜‐玉泉間で鉄道が1899年に開通した。1900年には松花江鉄橋が開通し、1901年には綏芬河へ、1902年には満洲里への路線が開通した。哈爾浜の新市街の土地整備が整い、1903年に松花江站が哈爾浜站と改称、哈爾浜站は旧哈爾浜站と改称された。更に、1924年に香坊站と改称、1925年に駅舎の建て替えが行われ、その駅舎が今も使われている。
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1935年測図 5万分1地形図 哈爾浜
香坊站 2016年8月訪問
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浜江
哈爾浜
哈爾浜鉄路局
松花江橋
浜江橋
旧哈爾浜
欧亜連絡
満州・中国経由
京釡・京義・安奉経由
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