哈爾浜 浜江
浜江駅 上左:開業時の絵葉書 左:開業時の駅線路側(拉浜線建設工事写真帖) 上右:市街に近いの利用客の多い駅だったが、2016年に閉鎖された。この駅舎の線路側に旧駅舎も残っていた。(2016年訪問)
哈爾浜付近路線図(昭和20年)
右:昭和9年頃の地図(拉浜線建設工事写真帖)
1934(昭和9)年1月10日、満州国鉄の拉浜線の終点駅として仮開業、9月1日から本営業を開始した。標準軌の路線はここが哈爾賓での終着駅となった。哈爾浜站は北満鉄路の駅で、浜江との間には広軌の線路が敷かれていたが、旅客列車の乗入はなかった。1935(昭和10)年3月23日、北満鉄路が満洲国鉄へ売却され、9月1日に京浜線が標準軌に改軌、浜江站は哈爾浜環状路線の中間駅となって、1937(昭和12)年4月1日からは哈爾浜 - 間は浜江線となり、7月までに旧北満鉄路の全線が標準軌化された。その結果、多くの列車が浜江線に乗り入れ、 站を始発執着とするようになった。