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哈爾浜
Haerbin
松花江橋
旧哈爾浜(香坊)
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松花江の河岸段丘と湿地帯を整備しての都市建設が計画されたのが哈爾浜の市街地で、1898年、ロシアが経営する東清鉄道の本拠地として建設がはじまった。
1899年の鉄道開通当時の哈爾浜駅は現在の香坊駅で、都市建設のために最初に作られた市街地であった。東清鉄道の本線と南満州支線が全通するころには哈爾浜の市街地整備も整いはじめ、松花江駅として開業したこの駅が哈爾浜站となり、かつての哈爾浜站は旧哈爾浜站となった(1903年)。日露戦争の結果、南満州支線の長春以南は日本に経営となったが、哈爾浜を中心とする東清鉄道は依然としてロシアの経営が続き、哈爾浜の市街地も東清鉄道の付属地として、ロシア人の街であった。
1909年10月26日、伊藤博文が哈爾浜駅ホームで、韓国人民族運動家の安重根によって射殺された。伊藤博文は1885年初代の内閣総理大臣を含め4期の総理大臣を務め、1905年に初代の韓国統監となり 1909年6月に辞任、このときは非公式にロシア蔵相と満洲・朝鮮のことを話し合うためにこの街を訪れたところだった。翌年1910年8月29日、大韓帝国は大日本帝国によって併合されることになった。
1989年には駅舎が改築され、現在の姿になったが、駅舎に接したホームには伊藤博文暗殺の場所が今も示されている。2014年には、安重根記念館が開設され、そこからホーム上の地点が眺めらる。
寛城子
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哈爾浜站
上右:1932年満洲国建国後の様子 上左:満洲国建国前の様子(絵葉書) 中右:1935年改軌後のホーム、伊藤博文暗殺地点(以上絵葉書から) 
中左:現在の哈爾浜站 下左:旧東清鉄道本社 下中:安重根記念館 下右:伊藤博文暗殺地点 最下:現在のプラットホーム(以上 2016年8月撮影)
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浜江
哈爾浜
哈爾浜鉄路局
松花江橋
浜江橋
旧哈爾浜
欧亜連絡
満州・中国経由
京釡・京義・安奉経由
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