St.Louis 2nd N Market

ノース・ミズーリ鉄道（North Missouri Railroad)は、1855年、セントルイスとセントチャールズ(St.Charls)のミズーリ川対岸までの路線を最初に開業した。南北戦争のあと、1869年にはカンザスシティー(kansas City)まで開通、途中のセント・チャールズのミズーリー川は連絡船による接続であったが、1871年には橋が完成して列車による直通運転が開始された。その橋梁は1936年に架け替えが行われている。1872年に、セントルイス・カンザスシティー・ノーザン(St.Louis, Kansas City & Northern Railroad)に引き継がれ、1876年には、ファーガソン(Ferguson)から分岐するユニオン駅への連絡線が作られた。
セントルイスでの元々の駅は、ノース・マーケット２番街(2nd / North Market Streets)に作られたが、後に、市街近くまで延長され、ビドゥル街(Biddle Street)駅に発着するようになっていた。ユニオン駅連絡線の完成で、長距離列車はユニオン駅の発着となったが、近郊列車は、1900年頃まではビドゥル街駅を引き続き利用していた。
StLK&N鉄道は、1879年にウォバッシュ鉄道(Wabash Railway)に吸収合併された。