本渓湖
下馬塘
南芬
金坑
橋頭(旧)
橋頭(現)
福金嶺隧道
釣魚台
本渓
瀋丹線沿線には複線時代の遺構が少なくない 2002年
宮原=橋頭間では急曲線の連続で山越えをしていた旧線は、 1489m の福金嶺トンネルの新線に置き換えられた。
写真:S字の旧線と切取、盛土の道床を建設中の新線。(安奉線改築工事記念写真帳 1913)
地図:旧線時代の線形(満州10万分1地形図)
釣魚台付近は、満州の耶馬溪と言われ、細い渓谷の断崖絶壁に安奉線は敷かれてた。
風光明媚なこの区間は、昭和10年代前半頃にトンネル化され、また昭和19年の複線化に際して対岸をトンネルで潜る新線が建設された。(右:トンネル化前の絵葉書)
右上:橋頭=通遠堡間では、放棄された複線の片方の遺構がところどころに見られる。(写真:2002年撮影)
右:南芬=下馬塘間の、複線化の際の新線は橋梁が鉄橋ではなくコンクリート橋で作られていた。単線化された現在は従来線部分が使われ、崩れたコンクリート橋が車窓から見られる。
(2002年撮影)