Philadelphia, PA
フィラデルフィア
レディング ターミナル駅
Reading Terminal
レディング ターミナル駅 Reading Terminal
フィラデルフィア・レディング鉄道(後のレディング鉄道)は、市街部の3つの駅を統合して、1893年、レディング ターミナル駅を完成させた。この場所には当時既に二階建ての市場があり、駅の建設に当たっては、高架線下に市場商店街を収容し、階上は鉄道会社のオフィス、一階に部分に切符売り場、2階部分にプラットフォームを設置した構造となった。
1984年に ペンシルベニア鉄道の サバーバン駅 を通過型の線形に作り変え、そこに レディング鉄道の通勤列車が乗り入れるようになって、この レディング ターミナル駅は鉄道駅としての使命を終えた。建物はフィラデルフィア市によって買い取られ、コンベンションセンターとして生まれ変わった。トレインシェッドの中はそのホールとなっている。
上:レディング ターミナル駅 (絵葉書) 地図: 1909年の市街図 Baedeker's Guideから 右中: マーケット街から旧駅舎を望む (1997年撮影) 右下:駅舎後ろ側、高架線跡とトレインシェッドがそのまま屋根となった コンベンションセンターのホールが見える。(1997年撮影)