サンタフェ鉄道の子会社であった サザン・カンザス・ウェスタン鉄道 (Southern Kansas & WesternRR) が ウエリントン(Wellington,KS) から建設を開始し、ハーパー(Harper,KS) までを完成させた後、ハーパー・ウェスタン鉄道 ( Harper & Western RR) が カッティカ (Attica,KS) までを 1884年に開業し、更に続くは サザン・カンザス鉄道 (Southern Kansas RR) と サザン・カンザス鉄道テキサス線 (Southern Kansas RR of Texas) が パンハンドル・シティーまでを 1888年 に開通させた。アマリロ (Amarillo,TX) を経て、ピーコス (Pecos,TX) までの開通は 1901年であった。支線に過ぎなかった ピーコス線 は、1908年 の ベレン短絡線 の開通により、一躍、カリフォルニアへの第二本線に格上げされた。レイトン峠経由の在来線に比べて勾配がすくないので、貨物列車の多くがこちらのルートを通っていた。
アマリロの駅舎は、1889年に鉄道が開通して以来、貨物列車は自社の設備で、旅客列車は コロラドサザン鉄道系列の フォートワース・デンバーシティー鉄道の駅を使用していた。ベレン短絡線の開通後、1910年には初めて旅客駅設備を整え、駅舎を新設した。
アマリロ の鉄道駅は、ロックアイランド鉄道のものは解体され、デンバー鉄道 (Denver Road = Fort Worth & Denver City RR) の駅舎が残っている。
USGS 1:24,000 1973年測量
Colorado Southern RR 路線図 1901年
↑ アマリロ サンタフェ鉄道駅 1995年8月撮影
アマリロ デンバー鉄道駅 1995年8月撮影 ↓
