Baltimore, MD ボルティモア
Camden Station
カムデン駅
カムデン駅とカムデンヤード Camden Station/Camden Yard
現存の駅舎は、1856年に中央部分、1865年に両翼部分が追加されて、1867年に完成したもので、ボルティモア・オハイオ鉄道のターミナル駅として 1980年代まで使用されていた。全米でも最も長く使用された駅舎である。現在も、MARC のワシントンDC行きの列車の発着と MTA のライトレールの発着があるが、どちらら昔のボルティモア・オハイオ鉄道の駅の設備を使用せず新しくつくられたものを使っている。
ボルティモア・オハイオ鉄道は 1830年にボルティモア (Baltimore) と エリコット・ミルズ (Ellicott's Mills) の間で開業した。ボルティモアの基点は、西プラット街 駅(West Patt Street depot) で、後に マウント・クレア駅 (Mount Clare Depot) となり、この場所には大きな鉄道工場がたてられ、現在は B&O博物館になっている。ここから、ダウンタウンに向かってプラット街の路面軌道が完成したのは 1831年9月2日 で、市街中心部の Inner Harbor まで車輌が乗り入れることとなった。また、フィラデルフィア方面の列車が発着する プレジデント街駅 (President Street Station) が 1849年に開業して連絡するようになった。
しかし、このプラット街の路面軌道では、蒸気機関車の乗り入れが禁止されており、マウント・クレア駅で蒸気列車から馬車列車に乗客乗換と貨物の積み替えが必要であった。この不便さを解消するために、1949年ルクスト・ポイント支線 (Locust Point Branch)が開業し、貨物は港まで蒸気列車で直通することができるようになった。旅客列車は、1853年にこの ルクスト・ポイント支線から分岐して、ダウンタウンへの路線が開業し、ターミナルとしてカムデンヤードが作られた。この場所に建設された旅客ターミナル駅が カムデン駅 である。
上) カムデン駅 1997年8月撮影
右上) カムデン駅付近空中写真(2008年ダウンロード)
右下) カムデン駅(絵葉書)
下) カムデン駅 1912年の姿
Impossible Chalenge II
by Herbert H.Harwood,Jr.