京義軍用鉄道が1906(明治39)年4月3日に開通、1911(明治44)年11月1日には京義本線となった。初代の駅舎は軍用鉄道からの移管の頃に建設され、後に正面玄関のファサードの部分が改築された。朝鮮戦争中にその駅舎が焼失し、北朝鮮政府によって、現在の駅舎に建て替えられた。
第二次大戦中に平壌操車場が開設され、それまで市街の北を回り込んで西平壌駅を経由していた京義線は、平壌操車場経由の直線的な線形に変更されている。
地図 昭和12年 平壌案内 平壌駅(Googlmap より)
平壌路線図(昭和20年) 西平壌駅(*1) 昭和4年完成の朝鮮様式の建築
初代平壌駅(*2) 平壌駅玄関(*1)
平壌構内(*1) 2代平壌駅(絵葉書)
画像の出典
*1 : 別冊一億人の昭和史 日本植民地史1 朝鮮 毎日新聞社 1978年
*2 : 目で見る昔日の朝鮮 国書刊行会 1986