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Dworzec Kaliski, Warszawa
カリッシュ駅(ワルシャワ)
 
ワルシャワ=カリッシュ鉄道(Kolej Warszawsko-Kaliska)が、1900年から1902年にかけて建設され、そのワルシャワ側(の起点駅として ワルシャワ・カリッシュ駅((Dworzec Kaliski)は開設された。路線はロシア広軌のゲージで建設され、ワルシャワ=ウィーン鉄道の路線の北側を ウォビッチ(Lowicz)、ウッチ(Lodz) を経由して、ドイツ国境との国境の カリッシュ へいたる路線である。

1914年に標準軌化が行われると、ドイツ側の鉄道と乗り入れができるようになり、ベルリン=ワルシャワ間の列車は、従来からの主要ルートであったポーゼンからトルン経由にかわり、ポーゼンからカリッシュ経由のルートを通るようになった。
また、ウォビッチ(Lowicz)付近で交差していたスキエルニエビツェ=アレクサンドロウ間の鉄道路線と乗り入れが開始され、ワルシャワへの近道として長距離列車が利用するようになり、トルン経由の優等列車などもこちらのルートを通るようになった。また、ワルシャワでの発着駅は、ウィーン駅に統合された中央駅に変更になり、ワルシャワのカリッシュ駅は廃止されている(1915)。
カリッシュ駅 Dworzec Kaliski
       (1910年頃絵葉書 FOTOPLSKA より)
ワルシャワの駅
ウィーン駅
Skierniewice
Sochaczew
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1914年時刻表から、
カリッシュ・ワルシャワ間、ワルシャワ・モスクワ間

カリッシュ線がロシア広軌であった 1914年頃には、カリッシュから、モスクワ行き列車が運行されていた。この列車は、ワルシャワのカリッシュ駅を経由せず、北廻りの線路を通って、ブレスト駅まで行き、モスクワをめざしていた。
Baedeker 1914

ワルシャワ・カリッシュ駅は現在のワルシャワ・オオタ(Warszawa Ochota)駅付近にあった。
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ワルシャワから欧州各地へ
欧州大陸
ベルリンから欧州各地へ
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