写真:1996年8月
ムースジョー駅:1996年8月訪問
カナディアンパシフィック鉄道の太平洋への本線が、ここムースジョー(Moose Jaw)に到達したのが 1882年、そして、アメリカ国内を走るスーライン(SOO Line, Minneapolis, St.Paul & Sault Ste.MarieRy)の路線が、ノースダコタ州マイノット(Minot)を通り、米加国境のポータル(Potal, ND)まで1893年に建設され、ムースジョーからの路線と連結されると、カナダ国内を通る大陸横断ルートに加えて、スーライン経由、ミネアポリス・シカゴに向かう大陸横断ルートが完成し、それらの分岐駅となった。
先代の駅舎からの建替えが1922年に完成した駅舎が残っている。地域鉄道局の事務所としても使われ、時計塔を備えた大きなものでカナディアンパシフィック鉄道の拠点駅として相応しい駅舎である。