Port Moody

カナディアン・パシフィック鉄道は大陸横断鉄道を1886年完成し、7月4日最初のモントリオールからの列車が太平洋連絡終着駅ポートムーディーに到着した。1887年5月には鉄道はバンクーバーまで延長され、その先は太平洋を横断して極東の英国植民地・香港まで海路で結ぶというのがカナディアン・パシフィック鉄道の構想であった。
その後、ポートムディーは単なる途中駅となってしまった。1908年に建設された2代目の駅舎は1945年の駅の移転で街中線路上に移され、駅営業廃止の1976年9月25日まで使われた。その駅舎がポートムーディー駅博物館として利用されている。