ニューウェストミンスター
New Westminster
1949年 1:50,000地形図 →
<ニューウェストミンスター New Westminster>
フレイザー川に面した外国船の寄港地で、1859年から1866年まで英国直轄植民地ブリティッシュコロンビア及びバンクーバーの首都であった。
1886年にポートムーディーに達したカナディアン・パシフィック鉄道はその途中から支線を、また、後にグレートノーザン鉄道となるニューウエストミンスター南部鉄道(New Westminster & Southern Railway)は、ベリンガム(Bellingham,WA)からの路線を1891年には、フレーザー川の南岸、ブランスビル(Brownsville)に達しフェリーでニューウェストミンスターに連絡した。
1904年には、フレイザー川の鉄橋が完成し、グレートノーザン鉄道の列車はニューウェストミンスターを経由してバンクーバーに乗り入れを始めた。
バンクーバーの路面電車(ブリティッシュ・コロンビア電鉄 British Columbia Electric Railway)も乗り入れ、カナパシ駅前にはBCER駅もあった。