バンクーバー
グレートノーザン駅
GN station Vancouver
<グレートノーザン鉄道駅 Great Northern station>
1904年、フレイザー川の鉄橋が完成、ニューウェストミンスター・バンクーバー間は、バンクーバー・ウェストミンスター・ユコン鉄道(Vancouver, Westminster & Yukon Railway)の手により、市内に入り込んだ入江のファルスクリーク(False Creek)に木製橋がかけられ、バンクーバー市街に線路がつながった。この路線を使用してグレートノーザン鉄道の列車はバンクーバーに乗り入れるようになった。バンクーバーの駅は、デュポン街駅(Dupont Street Station)と呼ばれ、Columbus/Dupont 街の交点に設置された。現在の中華街、Clunbus/Pender街にあたる。
1915年にはファルスクリークの一部が埋め立てられ、新しいグレートノーザン鉄道の駅が完成し、デュポン街駅は使用停止となった。また、この年からニューウェストミンスターからGN線の路線をつかってバンクーバーに乗り入れを始めたカナディアンノーザン(Canadian Northern)鉄道は、カナディアン・パシフィック鉄道の駅に発着していた。しかし、カナディアン・ノーザン鉄道が1918年、カナダ政府に買収されてカナダ国鉄の一部となり、GN駅の隣の敷地にカナダ国鉄駅が1918年に完成すると、そちらに移り、GN駅とCN駅が並ぶ形が続いた。1965年からグレートノーザン鉄道の列車もCN駅を使用するようになり、GN駅は壊されてしまった。
CP駅
GN駅
CP駅
GN旧駅
CN駅
GN駅