バンクーバー Vancouver
公共交通機関
Public transportation
バンクーバーの都市交通は、1955年に路面電車が廃止されて以来、長らく、ディーゼルバスとトロリーバスが主役を担っていた。1986年のエキスポ博覧会にあわせて、新交通システムの スカイトレイン が バンクーバー=ニューウエストミンスター間(22.4km)で開業し新しい市民の足となった。かつて インターアーバン(都市間)鉄道の利用していた セントラル・パーク線 (Central Park Line) に沿って高架線が敷かれ、ウォーターフロント駅付近のトンネルは、かつての カナダ太平洋鉄道のトンネルを上下に拡張して、スカイトレインは2階建てのトンネルとして利用している。また、基点の、ウォーターフロント駅 は、カナダ太平洋鉄道のバンクーバー駅と接続されている。
左: スカイトレイン(1995年撮影) 右: バンクーバー市内のトロリーバス(1995年撮影) 下:スカイトレイン路線図