ラファイエット・インディアナポリス鉄道(Lafayette & Indianapolis Railroad)は、1850年にインディアナポリスとラファイエットを結ぶ鉄道を開通させた。1867年には、インディアナポリス・シンシナーティ鉄道(Indianapolis & Cincinnati Railroad)と合併して、シンシナーティとラファイエットを結ぶ、インディアナポリス・シンシナーティ・ラファイエット鉄道(Indianapolis, Cincinnati & Lafayette Railroad)となった。ラファイエットから北へは、 子会社の シンシナティ・ラファイエット・シカゴ鉄道(Cincinnati, Lafayette & Chicago Railroad)が1871年に設立され、翌年、1872年には、ラファイエットとカンカキー(Kankakee)の間の鉄道が開通、カンカキーからはイリノイセントラル鉄道(Illinois Central Railroad)の路線を使ってシカゴへの乗り入れるようになった。1880年の会社倒産の影響で、両鉄道は シンシナーティ・インディアナポリス・セントルイス・シカゴ鉄道(Cincinnati, Indianapolis, St.Louis & Chicago RW) となり、1889年には、ビッグフォー鉄道の一部となった。
ラファイエットのビッグ４駅は、シンシナーティ・インディアナポリス・セントルイス・シカゴ鉄道(Cincinnati, Indianapolis, St.Louis & Chicago RW) と レイク・エリー・ウェスタン鉄道(Lake Erie & Western RR)が個別に持っていた駅が統合され、1892年頃までにはユニオン駅の駅舎が建設され、さら、両社が1900年にニューヨーク・セントラル鉄道の一部になって、1902年に建て替えられた駅舎である。1993年に曳家工法で移設され、アムトラックの駅舎として使われている。
レイク・エリー・ウェスタン鉄道(Lake Erie & Western RR)は、既存の小さな鉄道を統合して、1880年、レイクショア・ミシガン・サザン鉄道(Lake Shore & Michigan Southern RW)のフリモント(OH) から、ブルーミントン(IL)の路線で開通している。1900年にニューヨーク・セントラル鉄道(New York Central RR)の傘下に入り、1922年にはニッケルプレート鉄道に売却されている。
