東海北部線 <洛山寺 - 大浦> 1990.4.30
洛山寺駅を過ぎるとすぐに川を渡る。橋は橋脚のない短い橋(写真1)と橋脚14本を有する長い橋(写真2)が連なった形であった。長い橋の橋台の襄陽方向のものは無くなっていた。この橋を越えて左にカーブする(写真3)と雙川を渡る。国道に隣接した橋で両端の橋台の他、橋脚を15本を有するものであった写真4)。この川を渡ったところが雪岳山へ向かう道路の分岐点であり、この辺りでは築堤が崩されていたが、築堤下の水路を跨ぐアーチが残っていた(写真5)。この先築堤は国道よりもかなり高いところを進み(写真6)、大浦駅へ続いていたが、区間の途中にビルを建設中で築堤を歩くことが出来なかった。海岸沿いの大浦の街から国民学校の脇の坂道を昇りつめると、カーブを描きながら向ってくる築堤が現われた(写真7)。大浦駅は国民学校の裏辺りにあったようだが跡形はなく、ただ少し広くなった敷地が残っていた。簡易駅であったからこの程度の広さで十分であったのだろう。