大西洋航路
Trans Atlantic Lines
Quebec
St.John
Cherbourg
Antwerp
Genova
ヨーロッパと北米大陸を結ぶ大西洋航路は、1818年、帆船による定期便が ブラック・ボールライン によって始められた。リバプール−ニューヨーク間の航海は風任せだったので、所要日数は40日ほどかかることもあったという。ブリストル-ニューヨーク間に、グレート・ウエスタン鉄道(ロンドン-ブリストル)の関係者による グレート・ウエスタン・スティーム・シップ社によって、木造蒸気船による定期サービスが 1838年 に開始されて、汽船の時代が始まる。キュナード・ラインは1840年 リバプール-ハリファックス・ボストン間に 汽船ブリタニア で定期を開設し、ドイツ連邦からは、 ハンブルグ・アメリカ・ラインが ハンブルグ−ニューヨーク間、北ドイツ・ロイド社が ブレーメン−ニューヨーク間の汽船サービスを1856年から開始した。フランスでは フレンチ・ライン が ルアーブル-ニューヨーク間に1864年から汽船を配した。1871年には ホワイト・スター・ライン(英)が 汽船オセアニック で リバプール-ニューヨーク間に参入して、大きな船会社が出揃うことになる。
1958年 アメリカ-ヨーロッパ間にジェット旅客機が投入され、定期客船はクルーズサービスに変わっていく。
Qubec