ヤキマ Yakima Northern Pacific station
建設当時の土地買収の問題からノーザンパシフィック鉄道は町を外れて1884年に開通した。その後、鉄道の通らない町は寂れ町自体が鉄道停車場付近に移ってきた。駅付近の町はノースヤキマ(North
Yakima)と呼ばれていた。1918年に駅周辺はヤキマとなり、かつてのヤキマの街は ユニオン・ギャップ(Union Gap) という町になった。
ノーザンパシフィック鉄道は、1884年の初代の駅は、1899年に建て替えられ2代目、1911年にさらに3代目に建て替えられている。現在も残っているのがこの3代目の駅舎である。
ノーザンパシフィックの「ノースコースト急行」が経由していたが、1971年のアムトラック移管で往年のライバル「エンパイヤービルダー」が経由するようになった。1981年に、バーリントンノーザン鉄道がスポーケン-シアトル間の旧ノーザンパシフィック線を廃止して以来、旅客列車は通らなくなった。駅構内には客車を改造した列車市場がある
。(1992年撮影)
ヤキマ駅 上: 2代目駅舎(左:1908年頃絵葉書)右:Cass Gilbert Society より 右中:3代目駅舎(1992年撮影):右下:列車市場(1992年撮影) 下:1代目駅舎(Library of Congress より)