Great Northern Station,
Spokane, WA
スポケーン グレートノーザン駅
<グレートノーザン停車場 Great Northern Depot>
(絵葉書及び1992年撮影)
グレートノーザン鉄道は、1892年、スポケーンに路線を伸ばし、翌1893年にはシアトルに到達して、ノーザンパシフィックに続く北部大陸横断鉄道を完成した。スポーケンの駅はオレゴン鉄道海運(Oregon Railway & Navigation)の駅を共同利用していたが、1902年にヘイーバーメール島にグレートノーザン駅が竣工、合計5か所の橋梁でスポケーン川を渡る新ルートに切り替えられ、新しい駅は市街部に近く便利になった。セントポールからポートランドへの直通列車は、オレゴン鉄道海運線に乗り入れていたが、1908年にノーザンパシフィック・グレートノーザン共同でスポケーン・ポートランド・シアトル鉄道が建設され、乗り入れ路線が変更された。1970年、グレートノーザンとノーザンパシフィックが合併して同じバーリントン・ノーザンとなった後もそれぞれの列車は従来の駅を使用していたが、アムトラックに移ってからはGN系列のエンパイヤービルダーもヤキマを通るNP 線経由になり、停車駅はノーザンパシフィック駅に統一された。その後、駅跡地はエキスポ74のために市民に提供されて今は公園となり、古いグレートノーザン駅の時計塔がのみが残されている。
1901
1905