Spokane NP Station

＜ノーザンパシフィック停車場　Northern Pacific Station＞
ノーザンパシフィック鉄道は、1883年にワルーラ(Wallula,WA)で、オレゴン鉄道海運(Oregon Railway & Navigation)に接続し、北部大陸横断ルートを構築し、続いて1887年に自社路線でタコマへ到達した。連携相手だったオレゴン鉄道海運の方は1889年にスポケーンへの路線を開通させて、1892年にスポーケンに到達したグレートノーザンと駅を共有、乗り入れ相手をグレートノーザンに変更して、セントポール・ポートランド間の直通列車を運転を始めた。
グレートノーザン駅が 1902年にヘイバーメール島に建設され、1914年には、ミルウォーキー鉄道とユニオンパシフィック鉄道が共同で建設したユニオン駅が完成、ミネソタ州ミネアポリス発車して以来、各々別個のルートの走ってきた3つの北部大陸横断鉄道線のすべてがここで交錯する路線網が完成した。
1891年に改築されたノーザンパシフィック駅のみが、エキスポ'74の再開発でも生き残り、シアトル方では、旧GN線、旧SP&S線への連絡線が追加され、スポーケン唯一の駅として、アムトラックのエンパイヤービルダーが発着している。