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スマス Sumas, WA
シアトル湖岸東部鉄道
Seattle, Lacke Shore & Eastern Railway
ワシントン州
GN line to Vancouver
スマス Suma

何にもない町である。かつては、ノーザンパシフィック鉄道のポートランド発バンクーバー行きや、スーライン、カナダ太平洋鉄道経由、セントポール発シアトル行きなどの旅客列車が停車していた国境の町である。
1995年
Vancouver
カナダ横断鉄道
北米大陸
ノーザンパシフィック鉄道
シアトル湖岸東部鉄道(Seattle Lake Shore & Eastern Railway)は1885年設立され、最初の目的は、シアトルと大陸横断鉄道を直接結びつけようというものであった。その一つはスノークアルミー峠(Snoqualmie Pass)を越えてスポケーンに、また一つは北へ走って、カナディアンパシフィックに結びつけようというものであった。しかし、もっとも早いゴールはタコマ(Tacoma)で、ノーザンパシフィック鉄道と連絡することであった。1888年までにSLS&Eは100マイルあまりを 建設し、北はスノホミッシュ(Snohomish)、東はフォールシティー(Fall City)に達し、ついにはスマス(Sumas)でカナディアンパシフィック鉄道と連絡を付けた。しかし、スポーケンへの建設は、グレートノーザン鉄道の開通によって、断念せざるを得なかった。シアトルでNP線と接続、1896年にはNP系列のシアトル・インターナショナル鉄道(Seattle International Railway) となり、1901年には正式にノーザンパシフィック鉄道の一部となった。カナディアンパシフィック鉄道との連絡は最初の目的の一つで、CPからの大陸横断列車をスマス経由でシアトルに運んでいた。当時、ノーザンパシフィック鉄道、グレートノーザン鉄道に次ぐ、第3の大陸横断鉄道ルートがシアトルにつながった。
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上:1901年 NP時刻表、S&I, 路線図
右:1910年 スーライン時刻表
左:スマス(米国側、1995年訪問)
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Seattle
Seattle
Vancouver
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