上シュレジア鉄道(Oberschlesische Eisenbahn)が、ブレスロウ(Breslau, Wroclaw) とミスロビッツ(Myslowitz, Myslowice)の間の路線を建設し、1846年10月3日、シフエントフロビッツ(Schwientochlowitz, Swietochlowice) - ミスロビッツ 間の開業を以って全通した。カトビッツ駅はその時の開業である。1859年8月24日、ザンブコビッチェ(Zabkowice) - ソスノビッツ(Sosnowic）- ショプニッツ(Schopinitz, Szopiniece)の開通で、ワルシャワ・ウィーン鉄道との連絡が完成した。その時、カトビッツの駅舎も建て替えが行われ、1906年には更に両翼のホールが加わった。1930年頃に中央部の階層増築が行われた。
1922年には、ベルサイユ体制下で、ポーランド国鉄の駅となり、Katowice駅、1939年にはドイツに占領され、Kattowitz駅、第二次大戦後はソ連の影響の下、1953年3月7日から1956年12月10日の間、スタリノグラード(Stalinogród)駅となり、その後、Katowice駅に戻った。1958年から順次、駅の移設が行われ、1972年に新駅舎が完成、2013年には再改築が行われ、近代的な駅舎に生まれ変わっている。
ドイツ時代の旧駅舎は、ほぼそのまま残っており、第5ホームと呼ばれるかつての場所のプラットフォームも使われている。
カトビエッツェ駅（旧） 2015年8月撮影 ↑→
←カトビエッツェ駅（現） 2015年8月撮影
1955時刻表 スタリノグラード駅からビトム方面
1846 Kattowitz -> 1922 Katowice ->1939 Kattowice -> 1945 Katowice ->1953 Stalinogród -> 1956 Katowice
