Thief River Falls,MN
シーフリバーフォールズ駅
SOO Line Station
カナディアンパシフィック鉄道が初めて建設を開始した区間は、その大陸横断路線ではなくて、ウイニペグ=Winnipegから南にミネソタ州の国境線上のエマーソンEmersonにいたる支線であった。開通は1878年。ここでマニトバ鉄道(St.Paul, Minneapolis & Manitoba Railway)の列車と連絡した。
エマーソンでの米国鉄道との連絡は、1878年の開通当時初めマニトバ鉄道のみだったが、1904年にはカナディアンパシフィックの子会社のスーラインが開通してセントポールへの直通列車は スーライン経由となった。途中の シーフ・リバー・フォールズには、機関区も設けられ、地域拠点として鉄道の要衝となった。1913年には駅舎は現存の建物に建て替えられ、スーラインの旅客列車が廃止となる1967年まで駅として利用されていた。現在は市役所として利用されている。
シーフ・リバー・フォールズ スーライン駅 (1995年訪問)
右:1957年SooLine時刻表より