Winnipeg, MB
ウィニペグＮＰ駅
Northern Pacific Station
上：1910年 CNoR時刻表 NP&M線は既にCNoRの運行に代わり、Pembina でNP線との乗り入れに加え、Emerson でGN線と乗り入れが始まっている。
左： 1901年時刻表 ＮＰ線の一部 Manitoba Division として運行している頃
上：1884年の鳥瞰図には NP駅が描かれている。
左：ＮＰ直営のマニトバホテル 右：Baedeker 1907 より
＜ウィニペグ ノーザンパシフィック駅 - カナディアン・ノーザン駅 Winnipeg NP Station - CNo Station＞
1888年にはノーザンパシフィック鉄道がその支線、ノーザンパシフィック・マニトバ鉄道 (Northern Pacific & Manitoba Railway)をウイニペグに到達させた。1892年にはウイニペグのターミナルを駅ビルホテル(Main& Water Streets)に建て替え、フレンチ・シャトータイプの7階建てホテル建築に接続して、ウォーター街(Water Avenue)に面してNPMRの駅が作られた。
しかし、1899年の火災でこの駅ビルホテルの建物は全壊、また、NP会社本体の経営危機の影響でマニトバ州内での鉄道運営が苦しくなったためにカナダ領内の路線はマニトバ州政府にリースされ、1901年にはこの区間はカナディアン・ノーザン鉄道に買収さた。火災後ホテルは取り壊され、残された駅部分は、1911年完成のユニオン駅に列車が移るまでCNoRの駅として使われた。
カナディアン・ノーザンの路線となったペンビナ支線は、ノーザン・パシフィック鉄道とグレート・ノーザン鉄道の列車と乗り入れを開始している。
