Fort William CN

カナディアン・ノーザン鉄道は、1902年、ウィニペグ - ポートアーサー間で列車の運転を開始した。フォートウィリアム市街では、客扱線は本線から分岐し、ヴィッカース街(Vickers St.)を南下、とマイルズ街(Miles St.)の交点に旅客駅を設け、アーサー街(Arthur St.)を西に進んで本線に合流していた。
グランドトランクパシフィック鉄道(Grand Trunk Pacific Railway)は、フォートウィリアム(Fort William)を起点とし、スペリオルジャンクション(Superior Juntion) で、国有大陸横断鉄道(National Continentinental Raiway)と接続予定(1913年開通）で、スペリオル湖支線を1908年に開業させた。フォートウィリアムでの駅はカナディアンパシフィック鉄道の駅を共同で使用せてもらっていた。
しかし、CNoRが1915年、GTPが1923年にカナダ国鉄(Canadian National Railway)に編入されると、1924年にフォートウィリアム周辺での路線の統合が行われ、旅客駅はカナディアンノーザン駅に統合、街の35マイル北の場所ではカミニスティクイア川に鉄橋が新設され、GTPの路線がCNoRの路線に接続され、それ以南ののGTP路線は廃止された。
CNoR駅と客扱線は、1970年頃に廃止されている。