1909年からは スーラインへのリースが始まった。同じ年、ドゥルースへの路線が完成し、自社路線での シカゴ - ドゥルース間列車の運転を開始したが、それまでは、アッシュランド経由、ノーザンパシフィック鉄道乗り入れで、ドゥルースへ旅客列車を走らせていた。
1889年に ウィスコンシンセントラル鉄道によって建設された駅舎は、ノーザンパシフィック鉄道や、ドゥルース・サウスショア鉄道の駅としても使われていたが、1980年代には廃駅となり、レストランとして使われるようになった。しかし、2000年4月、大きな火災を起こし、その後、復元だけはされている。
アッシュランドはスペリオル湖に面した、水陸接続点としての機能を持った町で、ウィスコンシン・セントラル鉄道 (Wisconsin Central Railroad) の開通は 1876年と早く、1885年までに、シカゴ − セントポール・アッシュランド 間の路線を完成している。スペリオル湖での最大の港町、ドゥルース と アッシュランド の間には、ノーザンパシフィック鉄道が 1883年 カールトン (Carlton, MN) から、スペリオル(Superior, WI) まで、そして 1885年に アッシュランド に到達して、NP鉄道の最東端となっていた。一方 ウィスコンシン・セントラル鉄道は、1889年 ノーザンパシフィック鉄道にリースされ、セントポール - シカゴ間で乗り入れが開始されたが、1893年にはリース解除となり、
ウィスコンシン・セントラル鉄道 路線図 1899年
アシュランド スーライン駅 1995年撮影
1915年 スーライン路線図
ウィスコンシン・セントラル鉄道 アッシュランド線時刻表 1899年