Chicago Stations

シカゴ
北米合衆国の鉄道の最大拠点であるシカゴ、20を超える大鉄道会社が乗り入れ、長距離列車の始発駅は６箇所に別れていた。西へは大陸横断鉄道の列車が、東へはニューヨークをはじめとする東部大都市の列車がこの始発・終着駅としてこの6個の駅の何れかを使用し、シカゴを途中駅として直通する列車はほんの一部の例外を除いて存在しなかった。
シカゴに発着する長距離列車が一つの駅に統合されたのは1971年のアムトラック移管の日からで、ユニオン駅（Union Station)がアムトラックの駅となった。それでも、通勤列車は今でもその他の駅から発着し、ノースウェスタン駅、ラセール街駅、ランドルフ街駅がシカゴの始発駅として健在である。