東海北部線(未成区間)<注文津 - 臨湖亭> 1991.3.19
注文津駅の予定地には5、6メートル隔てて二本の石の列が 残っており、民家の間に間に見えるそれがかなりの長さで続いているようだった。おそらくこれがホームの縁石であることは間違いないだろう(写真1)。ここにも使われることの無いまま埋もれて行くホームがあったのだ。おそらくは現地の人でもこれがホームの跡であることを意識している人は少ないのではないだろうか。そして近い将来には開業目前で計画が断たれてしまった鉄道が此処にあった事実も忘れられてしまうのであろう。