オークランドはサンフランシスコへの入り口であり、大陸横断鉄道の列車はここオークランドを終点として、サンフランシスコへはフェリーでの連絡をしていた。1939年の2階建て鉄道道路併用橋のベイブリッジの完成によって、近郊電車 (Key route, SP) のサンフランシスコへの乗り入れが開始されたが、長距離列車は依然として フェリーによる連絡となっていた。1958年にベイブリッジの鉄道線路撤去、対岸連絡のバスの拡充により、長距離列車もフェリー連絡をやめ、バス連絡に切り替わった。
列車フェリーの連絡を行っていた 湾に突き出た長い桟橋の先の桟橋駅は、Key Route, SP Oakland Pire, WP Oakland Pire, SP Alameda Pire があったが、いずれも駅の跡は残っていない。
街には サンタフェ鉄道オークランド駅、サザンパシフィック鉄道オークランド16番街駅、1番街駅、ウエスタンパフィフィック鉄道3番街駅があったが、すべてが鉄道駅としての役目を終えている。16番街駅と3番街駅の建物は残っている。(1994年訪問)
アムトラックは、16番街駅を1993年まで使用していたが、1995年に Jack London Square に移転している。新しい オークランド駅の工事期間中は、Emeryville が暫定終着駅として使用されていた。
SP Alameda Pier